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2014.09.03

14/08/11 花輪・尾去沢鉱山から十和田湖

8/11(月)曇り時々雨 花輪-尾去沢鉱山-発荷峠-十和田湖 52km ルート図

台風11号は次第に速度を上げ10日夜の時点で佐渡沖に、今朝には奥尻沖まで進んでいる。 それならば台風一過の晴天になると期待したのだけれど、台風に引きづられるように前線が東北地方に足を伸ばしているため、今日も雨がちになるとのこと。

今日の当初の予定は午前中に小坂町へ行き、午後に十和田湖に向かう予定だった。だけど初日からの予定変更で小坂町は昨日のうちに行ってしまったので、その代替として午前中は尾去沢鉱山へ行くこととした。(尾去沢鉱山探訪のきっかけは少し後で)

朝方はまだ雨。それでも強い雨が通り過ぎるのを待ち、しっかりと雨装備をして9時に距離5km、標高差200mの尾去沢鉱山へ出発。
花輪から大館へのルートとなる県道66号は、茶色い濁流の米代川を渡ると花輪の西に座する山へと入っていく。急坂に住宅、商店、公共の施設が続いている。ここ一帯は尾去沢鉱山関連の集落だったところだ。

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街を抜けると、茶色い地肌の山が近づいてくる。県道を離れて鉱山に続く谷間に下ると、尾去沢小学校跡地や、かつては大型の施設があったであろうグラウンドほどの大きさの平らな草地が点在する。
鉱山の中心地、精錬所(昭和41年操業停止)と、トレードマークだった大煙突が山に聳えている。

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「尾去沢鉱山」。今日、ここに来ることになったのは、昨日十和田南駅から小坂町へ向かう途中で、相方が「尾去沢」行きのバスを見たことがきっかけだった。小さい頃に社会の授業で「尾去沢鉱山」について習ったという。私にとってはまったく初めて聞く地名だったが、調べてみると歴史のある鉱山で、遺跡も多く坑道見学もできるという、とても心をくすぐられる所。迷うことなく訪れることとした。

到着直前に雨がまた降りはじめ、バス停(1日数本)の待合所屋根の下に自転車を置かせていただき、「史跡尾去沢鉱山」(旧マインランド尾去沢)へ。
鉱山の歴史は708年(和銅元年)に銅山が発見されたとの伝説が残されており、「1300年の歴史を誇る銅鉱脈群採掘跡」と銘打っている。昭和53年に閉山したが、今では坑道跡見学、砂金掘り体験、資料館、ゴーカートなどの施設がある。
さっそく坑道見学へ。「通洞坑の気温はいつでも13°です」とある。内部の冷気の影響で坑道入口から霧が出ていた。

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坑道の見学ルートは総距離1,700mと結構な長距離コース(途中でショートカットも可能)。坑道内には銅鉱脈・採掘跡の巨大な空間・当時の状況を再現した事務所・トロッコなどの機器類、江戸時代の坑道、歴史など見どころは多い。佐渡金山や夕張炭鉱の見学コースより、ここは当時の名残を多いに感じることができた。

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展示してあった全盛期だった頃の空撮写真を眺め、ここまで走ってきた道をなぞってみると、その変わり様、と言うか当時の賑かさに驚かされる。昨日の小坂鉱山と併せ、当時はどれだけ栄えていたのかと思ってしまう。

坑道の見学を終えて花輪に折り返し。住宅街の路地に入れば鉱山時代の建物も多く残っている。

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鹿角花輪駅前で昼食にして、午後は十和田湖へ。県道66号はこの地域の集落を繋いた結果か、20~30mのアップダウンを繰り返した後、高台へ上るという、後々疲れるコースだった。大湯環状列石、大湯温泉と行く。
大湯温泉からは大湯川沿いのR103で。午後になっても天気は回復しないばかりか、西側には黒い雲が増えてきた。
やがてポツリポツリと雨が降りはじめ、数分後には雨脚が強くなってきた。ちょうどそこに「りんごの里 平塚果樹園」さんがあったので、ここでしばし休憩。雨雲をチェックしながら20分ほど通り過ぎていったので出発する。

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十和田カルデラの発荷峠まで緩やかに上っていくと、あちこちに発電所が点在する。皆「DOWAホールディングス」と標記されており、小坂鉱山の電力として建設されたもので、(後でで調べたところ)歴史的にも重要なものもあったようだ。
昨日八幡平へ行けなかったので、今回のツーリングで最初の山上り。標高が上がりつれ、木々の葉色も淡くなって、青空も見えてきたころ標高631mの発荷峠に到着。小坂町からの樹海ラインと合流する。

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峠から少し下ると展望台。十和田湖に下り、反時計回りで進む。森の中で湖面は見えないアップダウンの道が続き、今日の宿、十和田プリンスホテルに到着した。
ホテルからは湖の対岸に中山半島が見えるが、時折の雨で姿が見えなくなることも。まだまだ天気は安定しないようだ。

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